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においは好き嫌いを決定する

においと人の好き嫌いは密接な関係がある事が分かっています。
私達が普段外界の物質や人物を判断する時には、目で見て判断する事、耳で聞いた事、触った感覚、食べた時などの味などで行っていますが、においを感じる嗅覚も利用しており、人が好き嫌いを判断する材料としても利用されています。

誰もが嫌う悪臭は別として、地域的なにおいやある特殊なにおいなどは好みがはっきりと分かれる事もあり、人が好き嫌いを判断する役割を担っています。
例えば、民族間でも食べるものによって体臭は異なり、日本人は魚や大豆製品を好んで食べる為「魚くさい」と言われています。
日本人にしてみると魚のにおいは食欲をそそる良いにおいですが、魚を食べない人種の人にとっては逆に嫌なにおいとして感じられるようです。
普段から親しんでいるにおいは良いにおいとして感じる事が出来ますが、関わりの薄いにおいは嫌なにおいと感じられるのです。

においは団体生活でも同様で、違うにおいの人を発している人は嫌われる事もあり、学校などの小さな団体では「いじめ」などの原因に、大きな団体では人種差別にまで発展する要因となる事があります。
それが謙虚に現れているのが野生動物の世界で、一度人間に捕まった事のある野鳥は人間のにおいが付いてしまっている為、野生の世界に戻っても仲間に入れないという話を聞いたことがありませんか?
その他の動物も同様で、天敵としている人間のにおいが付いてしまった動物は、嗅覚が鋭い動物にとっては天敵の人間と判断されてしまう事になるのです。

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