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人がにおいを感じるメカニズム

においは小さな物質で空気中に存在しており、その物質を人間の鼻の一番奥にある部分である嗅上皮という部分でキャッチし、これを電子信号に変えて脳に、においという信号を送るのがにおいを感じるメカニズムです。

においは過去の情報を利用し有害な物質であるか、食べられる物質であるか、好き嫌いな物質であるか判断されます。
これは生きる為に必要な事で、腐っている食べ物や危険な物質が含まれている食物を避ける為にも利用されている、人が持つ本能的な役割を果たしています。
動物は嗅覚をたよりに情報を収集しますが、人間は視覚からも情報を得るようになった為、嗅覚は他の動物よりもその機能が衰えてしまっています。

人は嗅覚によって食べられる安全な食物か判断していますが、日本人が好む「納豆」などの発酵食品は腐っている食品でも、過去に食べられるという記憶から安全な食物だと認識する事が出来ます。
その為、初めて納豆を食べる外国人はこのにおいが安全だとは判断する事が出来ないので、納豆を食べられない人が多いようです。

食べ物から発せられるにおいは食欲と大きな関係があり、見た目や味だけでなく、においからも食べ物の好みが決まってきます。
鼻をつまんで食べてもどんな味か判断する事は難しく、味覚とにおいは大きな繋がりを持っています。
試しに食べ物を見ないで、鼻をつまんで食べた物を当てる実験をしてみて下さい。
食感などで判断できる場合もありますが、においが無いとどんな味なのか分からず当てる事は不可能な事が分かるでしょう。

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